今日は実家へ帰るデー
電車に揺られ、1時間半ほど離れた
母の居る実家へ。
まぁなんのこっちゃない世間話と、
お引越しの計画と、引越し先を伝えたら
なんと昔、父と母が出会った会社が近く、
慣れない私のiPadでMap開きながら母が
ここのスーパーで買い物して、
ここら辺でいつも待ち合わせしてて、
この道をいつも通っててねー、
もう40年もたつんかーと。
まぁ、そうかそうかと話を聞いて、
また世間話して、
お野菜をたくさん頂いて、
帰りました。
帰り道、最寄駅から徒歩16分の
我が家へと歩いてる途中、
ふと気づいてしまいました。
40年間ずっとパパの事好きなんかーい!!
お母さんが慣れないiPad見ながら、
一生懸命説明してくれたことは、
全部パパへの惚気だったのです。
そして、私のパパは私が物心つく前に亡くなっています。(なので呼び方もパパのままです。)
そんなに純粋な愛があるのかよ!! と思ったら、帰り道で自然と涙が溢れた。
父と母は多分10年くらいしか一緒に居れなくて、その後30年も母は1人でやんちゃな私と兄を育てて、巣立たせくれました。
一方パパは私がまだ幼稚園の時、朝起きてこずに冷たくなってしまって、もう起きる事はなかった。
私が30歳になったとある日、
夢まくらに亡きパパが立ち、
たった一言、
「ごめんね」
といい、私はその時、意味もわからないのに号泣して起きましたが
私はずっと何処かで何で死んでしまうんと、
怒っていた事に気付きました。
ただ、よっぽど死んでも死に切れなかったのでしょう。
だから私に謝りに来てくれたのかな。
働きすぎのお父さん方、
会社に尽くしすぎて死んでしまったら、
こんなに純粋に想っていてくれる人を残して、
成仏できませんよ!
しかも後で謝りに来ないと!(;ω;)
なんだか嬉し恥ずかしだし、
パパに馬鹿やろうー!って言いたいし、
なんか涙目で
尿意がヤバイ
喜怒哀楽的なモノを全て体現し
大量のお野菜を抱え、
足早に歩く女
それがこの父母から生まれた娘です。